保活ガイド

認可保育園・認定こども園・小規模保育の違い
さいたま市で自分に合った保育施設を選ぶ

さいたま市にある保育施設の種類

さいたま市で「保育園に入りたい」と思って調べ始めると、認可保育所・認定こども園・小規模保育事業所・家庭保育室・ナーサリールームなど、さまざまな種類の施設があることに気づきます。名前は似ているのに制度が違うため、「結局どれを選べばいいの?」と迷う方が多いのではないでしょうか。

さいたま市が管轄する保育施設は、大きく以下の種類に分かれます。

この記事では、保活で最も比較されることの多い「認可保育所」「認定こども園」「小規模保育事業所」の3つに絞って、違いと選び方を詳しく解説します。

3種類の施設を比較

まずは主な違いを一覧で確認しましょう。

項目 認可保育所 認定こども園 小規模保育事業所
対象年齢 0〜5歳 0〜5歳 0〜2歳
定員規模 60〜150人程度 50〜200人程度 6〜19人
保育時間 最長11時間(延長あり) 最長11時間(延長あり) 最長11時間(延長あり)
保育料 市の基準(所得に応じる) 市の基準(所得に応じる) 市の基準(所得に応じる)
入りやすさ 激戦(特に0〜1歳) やや入りやすい 比較的入りやすい
3歳以降の進路 そのまま卒園まで そのまま卒園まで 連携園へ転園が必要
特徴 施設数が最も多く選択肢が豊富 教育カリキュラムが充実 少人数でアットホーム
ポイント:保育料は3種類とも同じ基準で計算されます。さいたま市では世帯の市民税所得割額に応じて保育料が決まり、施設の種類による差はありません。3〜5歳児は幼児教育・保育の無償化により保育料が無料です。

認可保育所(認可保育園)とは

認可保育所は、児童福祉法に基づく基準(施設の広さ、保育士の配置人数、給食設備など)を満たし、都道府県知事の認可を受けた保育施設です。さいたま市では最も数が多く、市内に約300か所以上あります。

特徴・メリット

デメリット・注意点

認定こども園とは

認定こども園は、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ施設です。保育を必要とする子ども(2号・3号認定)だけでなく、保護者が働いていない家庭の子ども(1号認定=教育枠)も受け入れるのが大きな特徴です。さいたま市内には約30か所の認定こども園があります。

特徴・メリット

デメリット・注意点

空き状況を確認しよう:さいたま市の認定こども園の空き状況は、トップページの空き状況一覧から確認できます。認可保育所だけでなく、こども園もあわせてチェックすることで選択肢が広がります。

小規模保育事業所とは

小規模保育事業所は、定員6〜19人の少人数で保育を行う施設です。対象は0〜2歳児に限られ、3歳の誕生日を迎えた年度末で卒園となります。さいたま市では市内全域に約100か所以上設置されています。

特徴・メリット

デメリット・注意点

連携園制度について

さいたま市では、小規模保育事業所の多くに「連携施設(連携園)」が設定されています。連携園とは、小規模保育を卒園した後の受け入れ先として優先的に入園できる保育所や認定こども園のことです。

連携園が設定されている小規模保育事業所を選べば、3歳の壁を過度に心配する必要はありません。ただし、連携園の定員にも限りがあるため、必ず入れるとは限らない点には注意が必要です。入園を検討する際は、連携園がどこに設定されているか、実際の受け入れ実績はどうかを施設に確認しましょう。

保活戦略としての小規模保育:浦和区・南区・大宮区など認可保育所の競争率が高いエリアでは、まず小規模保育事業所に入園し、卒園時に連携園や認可保育所へ転園する戦略が有効です。小規模保育に在籍していた実績が、転園時の選考で加点要素になる場合もあります。

自分に合った施設の選び方

お子さんの年齢や家庭の状況によって、最適な施設は変わります。以下を参考にしてみてください。

0歳・1歳で入園する場合

最も競争が激しい年齢です。認可保育所だけに絞ると選択肢が狭くなるため、認可保育所・認定こども園・小規模保育事業所の3種類すべてを視野に入れることをおすすめします。希望する園を10か所以上書くことで、入園の可能性が高まります。

2歳で入園する場合

2歳児クラスは認可保育所の枠が少なく、なかなか入れないことがあります。小規模保育事業所の2歳児クラスは比較的空きがあるため、まず小規模保育に入り、3歳で連携園へ移る方法が現実的です。小規模保育に通った実績が転園時の加点になることもあるため、保活戦略として検討する価値があります。

3歳以上で入園する場合

3歳以上であれば、認定こども園の1号認定枠(教育枠)が選択肢に加わります。1号認定は保護者の就労要件が不要で、保育料も無償化の対象です。保育時間は短めですが、預かり保育を利用すれば共働き家庭でも対応できる園があります。もちろん、認可保育所の3歳児クラスも候補になります。3歳児クラスは持ち上がりで埋まることが多いものの、転居などで空きが出ることもあります。

区ごとの入りやすさの違いについては、さいたま市で入りやすい区はどこ?区別の倍率比較も参考にしてください。

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