「世帯合計52点」は安全圏?さいたま市保活のボーダーライン解説
シミュレーターで計算したあなたの点数。この「52点」が持つ意味と、厳しい保活を勝ち抜くための戦略を徹底解説します。
【結論】
絶対的な合格点はありませんが、さいたま市においては「52点が勝負のスタートライン(標準点)」になります。
1. なぜ「52点」が基準になるの?
シミュレーターで目安とされている「52点」。これは、「夫婦ともにフルタイム(月160時間以上)で働いている」世帯の基本点数です。
- 父:月160時間以上就労 = 26点
- 母:月160時間以上就労(または育休・産休中) = 26点
- 合計:52点
さいたま市の保活において、保育園を希望するご家庭の大多数がこの「フルタイム共働き(52点)」です。そのため、52点は「有利な点数」というよりも、「大勢のライバルと同じスタートラインに立った状態」と言えます。
2. 点数別・さいたま市保活の「格付け表」
過去の傾向から見た、点数別の目安と戦略です。
54点以上
【超安全圏】
認可外保育施設に有償で預けてすでに復職している(+7点)場合や、兄弟がすでに在園している(+2点など)場合がこれにあたります。人気の駅前園などでも内定を獲得できる可能性が高い最強の状態です。
52〜53点
【標準(激戦ボリュームゾーン)】
フルタイム共働き世帯です。駅近の人気園や、1歳児枠(最も倍率が高い)では落選することもしばしばあります。「絶対に通えない園」以外は、第5〜第10希望まで幅広く、通える園をすべて書き切る戦略が必須です。
51点以下
【要注意(不利な状態)】
時短勤務や週4日勤務、または求職中の方などが該当します。この点数で0〜1歳児の激戦区の人気認可園を狙うのは非常に困難です。「小規模保育事業」や定員に余裕のある園、または「認可外保育施設」への直接申し込みを強力に進めておく必要があります。
3. 点数が並んだらどうなる?知っておきたい「優先順位」
保育園の選考は「相対評価(椅子取りゲーム)」です。多くの人が「52点」で並ぶため、同点になった時の「決着の付け方」を知っておくことが非常に重要です。
① 状況別優先順位
52点で並んだ場合、まずはさいたま市が定める「優先順位表」の高い世帯から内定が出ます。(例:ひとり親世帯、生活保護受給世帯など)
② 最終決着は「住民税(所得割額)」
優先順位も同じ(一般的な共働き世帯同士)だった場合、最後の決め手になるのが「前年度の市民税所得割額が低い世帯」です。
つまり、ざっくり言うと「世帯年収が低いご家庭の方が優先的に保育園に入れる」というルールになっています。この数字はごまかしようがないため、年収が高い世帯が同点決勝で競り負けるケースはよくあります。
4. 点数が足りない!と思ったらやるべきこと
「うちは51点だ…」「52点だけど年収が高いから競り負けそう…」と不安になった場合は、以下の行動をとってください。
- 見落とし加点がないかチェック:
「選考ポイント表」の【調整指数②】をくまなく確認してください。例えば、単身赴任中(+4点)や、祖父母が遠方・65歳以上(+1点×人数)など、見落としがちな加点が存在します。
- 空き状況一覧をフル活用する: ライバルの少ない(空き枠が多い)園を狙うのが最大の防衛策です。保育園空き状況一覧を使って、0歳・1歳枠が多く空いている穴場の園を探しましょう。
- 小規模保育や認可外を選択肢に入れる: 0〜2歳児だけの「小規模保育」は、認可保育園より入りやすい傾向があります。